グリューナー・ヴェルトリーナー

オーストリアは生産量の79％が国内で消費されるため、日本で見かけることは少なかったが、近年和食とのペアリングを中心に、日本のマーケットで大注目を浴びているエリアです。
またオーガニックの聖地とも呼ばれており、すべての農作物の約20％がオーガニック栽培。
ワインでもナチュラルワインが流行しています。
ドイツよりは温暖なエリアで、圧倒的な栽培面積を誇るのが白ぶどうのグリューナー・ヴェルトリーナー。
ライチのアロマに白胡椒の香り成分をもつフレッシュな白ワインで、秀逸な白ワインを生み出します。

個人的にもオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーが大好きです。

白ワインは、主に白ブドウを使い荷重のみを発酵させて造るお酒です。

赤ワインと違い、皮と種を漬け込む工程(マセラシオン)を行わないため、ブドウ本来の果実味が際立つフレッシュフルーティーなワインに仕上がります。

オーストリアを代表する白ブドウ品種であるグリューナー・ヴェルトリーナー。

グリューナー・ヴェルトリーナーは辛口から甘口、フレッシュで軽快なスタイルから重厚なフルボディタイプまで様々なスタイルのワインが造られていますが、一般的な特徴としては、白胡椒やハーブのような爽快な香りとミネラル感、比較的肉付きの良い果実味が特徴です。

日本食と最も相性が良い白ワインとして定評があり、日本の有名和食店では欠かせない存在となっている白ワインです。

個人的にはフレッシュでミネラルを感じつつも、ほどよい肉付きボディのグリューナー・ヴェルトリーナーが大好きです。